闇の吐き出し口。

タイトルどおりの厳しい人生を綴る日記。

5/21 久々に心の底から楽しかったかもしれない。

自分は朝は弱い。

日が経つごとに朝の起きる時間は遅くなっている。

 

9時に起こされたが目覚めが悪かった。

 

弟の家庭教師の時間が少し過ぎていたので、目が覚めきっていないまま算数を教えていた。

 

その後はいつも通りの単調作業、丸つけ。

 

そして5時間の労働の後、楽しみが2つ続いた。

 

家に帰ると、オレンジ色の封筒が届いていた。大学の入試の得点開示だった。

 

数学で大失敗した自分は、最低点の可能性も期待して封筒を開けた。

 

紙に記されていたのは、特筆事項のない普通の合格者の点数だった。

 

少し安心するとともに、若干の落胆があったかもしれない。

 

まあ終わったことだからよしとしよう。

 

そんな気持ちで向かった先は中学校の体育館。

 

大学生活最大の楽しみのサークルに、高校時代の親友が遊びに来る。

 

久々にあった親友は、浪人中だが元気そうに自分としゃべっていた。

 

なんだか、少し勇気をもらった気がした。

 

1年前、キャプテンと部長として部活を牽引していた自分たちが、ふたりとも体力の激しい老化を迎えながらも久々にバスケする。ここ数週間の精神的な疲れが飛んでいった気がした。

 

飲みにいっても、楽しい時間は終わることなく、高校時代からの先輩たちと、長い時間喋り続けた。こんなに楽しく人と会話したのはなんとなく久々な感じがした。

 

ありがとう、浪人がんばれよ。

 

闇の中で真っ暗だった自分の心に、ほんのわずかだが光が見えた気がした。

 

そのうち大学の中にもこんなに楽しく話ができる友達が見つかるはず。

 

そう信じて、いまは闇の中に埋もれている大学生活の1週間の始まりに飛び込んで行こうと思った。

 

また毎日心の底から笑って楽しめる日が来るように。