闇の吐き出し口。

タイトルどおりの厳しい人生を綴る日記。

5/20 時の流れは残酷なもので。

朝8時に起きて新宿へ。

 

つまらないバイト生活もあと少しで終わりを迎える。

 

丸つけする問題が変わったことで、少し新鮮味があった。

 

それでも勤務時間7時間半は、働きたての大学生にはあまりにも長すぎる時間だった。

 

人との会話がない、ひとりで黙々とパソコンに向かい続ける、苦痛な仕事を選んだ自分を殴りたい、そんな気分。

 

7時間半の勤務の後、週末の最大の楽しみが。

 

中学生の頃から通い続けている、慣れ親しんだクラブチームでのバスケはとても楽しい。

 

初めて足を踏み入れてから5年弱、いまではかわいい中学生、高校生の後輩たちもできて、とてもいい環境でバスケができている。

 

あの頃はあんなに下手だった自分が、いまは技術こそ上がったがとても走れなくなった。老化とはこわいものだ。

 

自分が中学生の頃、同じくらいの時期にクラブチームに現れた小学4年生の男の子がいた。

 

5年の月日が経ち、いまでは中学3年生となり、あと2ヶ月足らずで引退の時期まで来ている。

 

5年まえ、普通にプレーしたら自分が勝って当たり前、それ故に手加減すら必要だったその小学生は、いまは区で1位のチームのキャプテンになった。

 

体格もだいぶよくなり、スピードもジャンプ力もシュート力もだいぶ上がってきた。

 

受験が終わってから初めてその子とマッチアップした。

 

自分の走れなさに、飛べなさに、シュート力の無さに絶望した。後半こそかなり経験の差を見せつけたものの、前半は完敗だった。

 

5年という月日を経ると、子どもはとても大きくなる。

 

小学生の頃まだまだ小さかった男の子は、いま中学生となり自分よりもずっとうまいバスケットボールプレーヤーになった。

 

中学生の頃は走るしかできなかった自分は、大学生となりボールを扱うことはできるようになっても、走ることが苦痛になった。

 

5年という時の流れは残酷なものだ。

 

最近、時間が経つのが少し怖くなっている。