5/23 体調が思わしくない原因は何なんだろう。
1週間ほど前、くしゃみと鼻水が止まらなくなった。季節はずれの風邪でも引いたのかと思っていた。
5日ほど前、くしゃみは止まったものの、鼻水は止まらず、ついでに頭痛がするようになった。
3日ほど前、頭痛は治まったものの、こんどは腹痛と吐き気がするようになった。
依然として鼻水は止まることはない。
足も異常に重い。疲労感がすごい。
どうやら風邪ではないようだ。
食欲もいまいち。お腹はすいているはずなのに、なぜかごはんを食べるのがつらい。
この体調不良の原因は何なんだろう。
最近睡魔が激しい。
1時前に寝て7時から8時の間に起きる。
受験生の頃と生活リズムは変わっていない。
むしろ受験生の頃の方が1日勉強していたぶん疲労はたまりそうなものだ。
3日間バスケし続けて疲労がたまっているのだろうか。それにしては体のあらゆるところにだるさが感じられる。
食欲がないのは少食化がすすんで胃が小さくなったからだろうか。
その割には空腹度は以前より増している気がする。
やはり風邪なのだろうか。それにしては症状が豊かすぎる。
頭からお腹まであらゆるところに異常をきたし、足取りも重い。
ストレスが原因なのだろうか、それとも肉体的な疲労が原因なんだろうか。
高校生の頃は週6で部活をして、週7でバスケをしていた。それでも、ここまで体調を崩していたことはなかったと思う。
生活環境の変化によるストレスも大きいのだろう。だとしたら、ストレスが抜けるまでこの体調不良は続くのだろうか。そうすると、この体調不良がよくなる日は来るのだろうか。
時間の間違いと忘れ物から、バイトを休んだ。家で少しだがゆっくり休んだ。果たしてこれが少しでも意味を成してくれるだろうか。
あさっては塾講師の面接だ。このストレス、体調不良から悪い印象を与えることはないだろうか。
単調な生活にもだんだん頭の中は慣れてきた。それでも、体はどこかストレスを感じている。
あしたはいつものつまらないアルバイトも7時間続く。苦痛だ。
この体調不良は、ストレスは、いつかよくなる時が来るのだろうか。
5/22 若いって素晴らしい。
寝坊から始まった1日は、特にいつもとなんの変わりもない、どちらかといえば退屈な大学生活が淡々と流れていき、夕方を迎えた。
1ヶ月ぶりに散髪に行った。
久々にかなり短くした。気分一新。たまにはいいものである。
高校の先輩からバスケの誘いを受けていた。
中学生の頃は関東大会にも出場し、高校生の頃には支部選抜にも選ばれたとてもうまい先輩。その先輩の今日の姿は、東京都でも有数の選手だったかつての姿を彷彿とさせる、とはとても言い難いものだった。
約4ヶ月ぶりのバスケらしい。ほとんど運動もしていないという。
最近毎日のように言っているが、時の流れとはほんとに残酷なものである。
そう言う自分はというと、その先輩とは比べ物にならないほど下手になっていた。
受験とは怖いものだ。老化の進行を早めるのだから...
体育館に、東京都のベスト8常連校のTシャツを着た高校生がいた。
ある中国人の人の呼びかけがきっかけで、3対3に一緒に混ざることになった。
実力の違いを見せつけられた。さすがはベスト8。
そんなふうに思いながら後々話していると、
「今年高校に上がりました。」
いま高校1年生だという。
大学生と言われても信じるレベルの実力だった。
大学生ふたりと1対1をし続けても、大学生がバテバテで疲れ果ててる中、顔色ひとつ変えずシュートをスパスパ決めてくる。
若いって素晴らしい、今日これをとても強く感じた。
聞くと、その子は東京都の育成選手の選考会にも残っているらしい。
そりゃうまいわけだ...
いつの日か自分も、減量に成功し、体力が元に戻り、技術がもっと上がる日が来ることを夢見て、とりあえずは健康のためにも運動し続けようと思う。
まだ体が若かった高校生の頃を思い出して、また体力が戻ってくることを信じて。
それにしても、本当に若いって素晴らしい。
この年で若返りたいなんて言ったら怒られるだろうか。
本当にそこまで考えてしまったバスケ週間最終日だった。
5/21 久々に心の底から楽しかったかもしれない。
自分は朝は弱い。
日が経つごとに朝の起きる時間は遅くなっている。
9時に起こされたが目覚めが悪かった。
弟の家庭教師の時間が少し過ぎていたので、目が覚めきっていないまま算数を教えていた。
その後はいつも通りの単調作業、丸つけ。
そして5時間の労働の後、楽しみが2つ続いた。
家に帰ると、オレンジ色の封筒が届いていた。大学の入試の得点開示だった。
数学で大失敗した自分は、最低点の可能性も期待して封筒を開けた。
紙に記されていたのは、特筆事項のない普通の合格者の点数だった。
少し安心するとともに、若干の落胆があったかもしれない。
まあ終わったことだからよしとしよう。
そんな気持ちで向かった先は中学校の体育館。
大学生活最大の楽しみのサークルに、高校時代の親友が遊びに来る。
久々にあった親友は、浪人中だが元気そうに自分としゃべっていた。
なんだか、少し勇気をもらった気がした。
1年前、キャプテンと部長として部活を牽引していた自分たちが、ふたりとも体力の激しい老化を迎えながらも久々にバスケする。ここ数週間の精神的な疲れが飛んでいった気がした。
飲みにいっても、楽しい時間は終わることなく、高校時代からの先輩たちと、長い時間喋り続けた。こんなに楽しく人と会話したのはなんとなく久々な感じがした。
ありがとう、浪人がんばれよ。
闇の中で真っ暗だった自分の心に、ほんのわずかだが光が見えた気がした。
そのうち大学の中にもこんなに楽しく話ができる友達が見つかるはず。
そう信じて、いまは闇の中に埋もれている大学生活の1週間の始まりに飛び込んで行こうと思った。
また毎日心の底から笑って楽しめる日が来るように。
5/20 時の流れは残酷なもので。
朝8時に起きて新宿へ。
つまらないバイト生活もあと少しで終わりを迎える。
丸つけする問題が変わったことで、少し新鮮味があった。
それでも勤務時間7時間半は、働きたての大学生にはあまりにも長すぎる時間だった。
人との会話がない、ひとりで黙々とパソコンに向かい続ける、苦痛な仕事を選んだ自分を殴りたい、そんな気分。
7時間半の勤務の後、週末の最大の楽しみが。
中学生の頃から通い続けている、慣れ親しんだクラブチームでのバスケはとても楽しい。
初めて足を踏み入れてから5年弱、いまではかわいい中学生、高校生の後輩たちもできて、とてもいい環境でバスケができている。
あの頃はあんなに下手だった自分が、いまは技術こそ上がったがとても走れなくなった。老化とはこわいものだ。
自分が中学生の頃、同じくらいの時期にクラブチームに現れた小学4年生の男の子がいた。
5年の月日が経ち、いまでは中学3年生となり、あと2ヶ月足らずで引退の時期まで来ている。
5年まえ、普通にプレーしたら自分が勝って当たり前、それ故に手加減すら必要だったその小学生は、いまは区で1位のチームのキャプテンになった。
体格もだいぶよくなり、スピードもジャンプ力もシュート力もだいぶ上がってきた。
受験が終わってから初めてその子とマッチアップした。
自分の走れなさに、飛べなさに、シュート力の無さに絶望した。後半こそかなり経験の差を見せつけたものの、前半は完敗だった。
5年という月日を経ると、子どもはとても大きくなる。
小学生の頃まだまだ小さかった男の子は、いま中学生となり自分よりもずっとうまいバスケットボールプレーヤーになった。
中学生の頃は走るしかできなかった自分は、大学生となりボールを扱うことはできるようになっても、走ることが苦痛になった。
5年という時の流れは残酷なものだ。
最近、時間が経つのが少し怖くなっている。
5/19 初めて大学を休んだ、それでも疲れは抜けない。
1週間ほど前から体調がよくない。
朝起きるとそれが悪化してた。
どうせ今日の授業は出席はとらない。
精神的に安らぐためにも1日休んでしまえ。
これが今朝7時半の決断。
体調回復のためにとりあえず12時まで寝る。
食欲はない。頭痛はする。鼻水が出る。
いま自分の体に何が起きているのだろうか。
高校の頃、2年生の夏から引退まで1度も部活を休むことなく、受験生になっても胃腸炎以外は身体を壊すことなかった自分が、こんな季節に風邪をひいた。
生活リズムはさほど高校生の頃と変わらない。
最近、精神的にも疲れてるからなのか。
今日休んだのは精神的な休養も兼ねてのつもりだった。
高校生の頃、疲れた時ひとりでダラダラしていると、なんとなく心が落ち着いて、しばらくすると友達に会いたくなって、結局それで次の日には学校へと出かけてた。
いま、夜の11時。
昼まで寝て、バスケを見て、ごはんをたべて、映画を見て、今の精神状態は朝とまったく変わらない。
体調が悪いせいだろうか、それとも、精神状態が悪いから体調も思わしくなくなるのだろうか。
久しぶりに家に1日中いた。
昔はそれで心も体もかなり休まるものだった。
いま、頭痛は抜けない、鼻も違和感がある。体調はここ5年くらいで最悪。
睡魔もなかなか消え去ってくれない。1日に何時間寝ればいいのだろう。
精神的に安らぐ?そんなことはなかった。
とても大学で人に会いたいなどとは思えなかった。頭の中に湧き上がる感情は、いつもと同じ、中学、高校の頃に戻りたい。ただそれだけだった。
あしたあさっては大学は休みだ。2日間の予定はバイトでほぼ埋まっている。
もはや人と会話することすらなくなる。
苦痛である。
土日の夜にはまたバスケできる。
高校時代の親友に卒業以来久々に会える。
自分を慕ってくれている子供たちや、中学からずっと一緒にいる友達にも会える。
それが今週末の唯一の楽しみ、心のオアシス。
なんの気遣いもなく楽しく一緒に居られる人に会える楽しみを心の中にもって、いつもどおりの単調作業に臨む、そんな決意が湧いた。
自分には楽しく一緒にいられる友達がいる。
そう考えることでいま必死に生きている。
5/18 ぼくは生きているだけで存在が面白いそうです
朝の電車で腹を下し1限に遅刻するあまりよくない始まり。
あまり好きじゃない立志プロジェクトの最後は、学長の昔話だった。正直、なんの得にもならないような話だった。
バイトもいつもと同じ単調な作業。3時間半。睡魔と戦いながらパソコンに向かう。苦痛の時間。
いつもの退屈な日々はここで終わるが、木曜日は大学生活において唯一の楽しみが待っている。
今では貴重になってしまった、バスケができる時間。
体育館で友達とボールに触れていられる3時間は、なにもない退屈な大学生活の癒しの時間だった。
今日ひとつ疑問に思ったのは、「いじられキャラ」って何なんだろう、ということ。いじられキャラはたくさんの人がいる空間でいじられることで、空間が盛り上がるからこそ存在意義を持つのではないだろうか。
二人で話している時にひたすらいじられたところで、別にこちらは楽しんでいるわけではなく、ただ相手のストレス発散につきあっているだけにすぎないのではないだろうか。
自分はいつから「いじられキャラ」ではなくただの「サンドバッグ」に成り下がったのだろう。
そう思うと少し大学に入ってからの「いじられる」ことのなさに違和感を覚え、さみしさを覚え、悲しさを覚えた。
高校生の頃、集団で散々いじられることはあっても、ふたりきりの空間でいじられることは滅多になかった。
大学に入ってからもいじり続けてくる唯一の先輩は、少しめんどくさい方向にいじり方が傾きつつあるのではないか。そう感じている最近のサークル。
とりあえず、「ブス」は耐えられても「嫌い」は自分のメンタルは耐えられないらしい。少し傷がついたかもしれない帰り道だった。
同級生の女の子に、いじられることなど一切関係なく、突然に「存在が面白い」と言われた。顔では笑ってても少しショックだったかもしれない。自分は死ぬまでこうして生きていかなければならないんだ、そう思って少しつらくなった。
最近、自分の存在意義がわからなくなってる。周りにいる人の前でどう振る舞えばいいかわからない。正しくいじってくれる人が誰一人いない。ただのサンドバッグとして利用する、それか大人しく話している。せめてサークルの同級生の男子のように、普通に接してほしい。
最近、自分の存在意義がわからない。
5/17 風邪気味の水曜、少しストレスを覚えた科学技術の最前線
昨日から鼻水とくしゃみが止まらない。
眠気がどうしても治らない。
日常生活のストレスと相まって、イライラが募っていく。
6類の科学技術の授業は何気に楽しみにしていた。
だがやってきたのは変なかぶりものとメガネをした、ハロウィンの渋谷で仮装しきれなかったみたいな格好してるオッさんとおばさんだった。
建築系の授業でないことに少し気落ちしていたところに、そんな小学生相手かのような格好をしたオッさんが現れたことで、イライラがたまっていった気がした。
授業には3分で飽きてバスケを見始めたけど、やがて眠くなって、寝た。
水曜の午後は幸福と退屈が表裏一体になっているなんとも難しい時間。
5月はバイトに明け暮れることにしている。
あまりに単調な、同じ作業をひたすら繰り返す、いわゆる「丸つけ」とは違う楽しくない採点作業を、何時間も何時間もパソコンの前で睡魔と戦いながら繰り返す。そしてやがて睡魔に負けて、寝る。
1年前思い描いていた大学生活はこんなものだったのだろうか。
大学の中に楽しいと思える空間がサークルしかない。誰もがそんなもんなんだろうか。
4月に入ってからも週1以上のペースで青高生に会っている。
安心感が違う。
中学の友達にもたくさん会う。
居場所がある、そんな気分になる。
授業もやりたかったことと全然違う。
「リベラルアーツ」「教養」という言葉に流されて、将来使いもしない生物なんかを細かく勉強している。プログラミングは基礎すら教わり始めていない。情報工学の勉強がしたくて東工大に来たのに。
教員の道もほとんど諦めた。
これが思い描いていた大学生活なのか。
つまらない授業になんとなくノリがあわないおとなしい友達と出席して、暇な時間は退屈なバイトで小遣いを稼いで、受験生の頃、我慢するのが苦痛だったバスケは、1週間のうち半分もできてない。
サークルも週1しかない。サークルの友達にも普段はなかなか会えない。つまらない。
6月の青高生との予定がどんどん決まって行く。その瞬間だけ気分はとても高まる。テンションが上がる。イライラがなくなる。その次の瞬間、現実に引き戻されるとテンションが下がり、イライラが生まれる。
後輩の引退試合も応援に行ってあげることができないかもしれなくなった。2年前からかわいがり、慕ってくれていた後輩の最後の勇姿を見届けられないかもしれなくなった。
高校卒業から2ヶ月。受験が終わってからもうすぐ3ヶ月。1年前の想像していた今頃とはかけ離れた生活に飽き飽きして、イライラしている、そんな風邪気味の水曜日。